1.「熊野速玉大社のナギ」(令和5年10月9日作成)
(1)所在地:新宮市新宮一番地(熊野速玉大社)
(2)種類等:ナギ(国指定天然記念物、幹廻り 5m、樹齢 1,000年)
↑ 熊野速玉大社 神門
↑ 熊野速玉大社 拝殿
熊野速玉大社は、熊野本宮大社、熊野那智大社とともに熊野三山を構成する大社で、神倉神社のゴトビキ岩に降臨した熊野権現を勧進するため、景行天皇の時代に社殿を造営したと伝えられ、主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神である。
境内には、国の天然記念物に指 定されている梛(なぎ)の巨木がある。
↑ ナギの木の全景
↑ ナギの木の近景
熊野は、祈りの聖地として憧れの異界であり、「梛」の葉は霊感のある熊野詣でのお守りとして古くから大切にされ、幹廻りが5m、高さ18mの巨木である。
熊野速玉大社のご神木のナギは、樹齢1,000年と日本一のナギの大樹として崇められています。
平重盛公が国安かれとお手植えされたナギのご神木は1,000年の時を刻んで平和を象徴する霊木となり、訪れる人々を見守り続けています。
2.「佐野のホルトノキ」(令和5年10月9日作成)
(1)所在地:新宮市佐野3-8(オークワ南紀店北 諏訪神社)
(2)種類等:ホルトノキ(市指定天然記念物、幹廻り 約3m、樹齢 不明)
↑ 諏訪神社 全景
↑ 小祠とホルトノキ全景
スーパーセンターオークワ南紀店駐車場から北方に大きな木が見えるがそれが目指す諏訪神社のホルトノキである。
↑ ホルトノキ近景ーⅠ
↑ ホルトノキ近景ーⅡ
狭い境内の真ん中に高さ約20mのホルトノキがあり、樹齢は不明だが太さは幹廻りが約3mあり、相当古いものでこの地方では類を見ない大樹である。
根元には小さな祠がお祀りをされていることから、古くからご神木として保護されてきたものであろうと云われている。〈 新宮市教育委員会説明書より 〉
尚、小祠には諏訪神社の名が無かったので、グーグルマップで検索したものである。